• テキストサイズ

【黒子のバスケ】キセキと私。

第12章 秀徳戦後




そして、真太郎は静かに口を開いた。


緑間「・・・だがオレは、楽しい楽しくないでバスケはしてないのだよ。」


火神「・・・。」


火神君は口の中に入ってるものを飲み込み、当たり前のように言った。


火神「楽しいからやってるに決まってんだろ、バスケ。」


その一言に、真太郎の目が一気に鋭くなった。


緑間「・・・何も知らんくせに、知ったようなこと言わないでもらおうか。」



べしゃーーーーーーあっ!!!


うん・・・。ナイスタイミングだよ、高尾君。


まさかお好み焼きをひっくり返すのに、真太郎の頭に器用に飛ばすなんて・・・笑


真太郎は高尾君を・・・多分ボコしに消えた。


黒子「火神君の言うとおりです。楽しくなければ、バスケはしません。」


『そう・・・だね。つまらなかったら、あんなに上手くなるわけない。・・・・それなのに、私は・・・。』


黒子「・・・さん?」


『あっ、なんでもない。美味しいね、お好み焼き。』


私は中学のころを思い出して、後悔に浸っていた。


/ 153ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp