• テキストサイズ

【黒子のバスケ】キセキと私。

第12章 秀徳戦後




『高尾君・・・と・・・。』


緑間「・・・。」


店を変えるといって、真太郎はお店を出ようとした。

が、外は嵐のよーだった。

仕方なくこの店に残るようだ。

すると高尾君は笠松さんを見つけ、同じポジションとして話したいと、一人ノリノリだ。

そのおかげで、笠松さんは高尾君に連れてかれ、私の前に真太郎は座った。


・・・最悪のメンバーだ。


黒子「・・・とりあえず、何か頼みませんか。」


テツヤのその一言のおかげで、なんとか会話がはじまった。


『(でも、気まずすぎるよ・・・。まだちゃんと話してないのに。)』


何も言えず、何も耳に入ってこない。
ただただ、固まっている私。


黄瀬「当然リベンジするッスよ。」


『っ!?』


涼太のその言葉でわれに戻った。


黄瀬「次は負けないっスよ。」


火神「はっ、望むところだよ。」


その二人の会話を聞いて、真太郎は涼太が変わったと言った。


黄瀬「・・・最近思うのが、海常のみんなんとバスケをするのが、ちょっと楽しいっス。」


緑間「・・・どうも勘違いのようだ。やはり変わってなどいない。

ただ、戻っただけだ。三連覇する少し前にな。」


三連覇・・・か。


黄瀬「・・・。そうっスね。オレは、っちのおかげで、あの頃の自分に少し戻れたんスよ。」


『私は何もしてないよ。』


そんなことないっス。と涼太は言ってくれた。

私たちの会話をただじっと真太郎は聞いている。


/ 153ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp