第22章 ストバスでの再会
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「さぁ、この大会もついに決勝戦!!」
両チームとも勝ち進み、とうとう私たち誠凛チーム対氷室さんチームの決勝となった。
ボールが空へと飛び、試合が始まろーとしたその時、
『・・・え。』
「ゴメーン。ちょっと待ってくんない。」
空高く飛んだボールを軽々とキャッチする大きな男の人。
氷室「遅いぞ敦。」
紫原「悪い悪い、迷っちゃって。」
大きな彼は
キセキの世代の一人 紫原敦
黒子「お久しぶりです。紫原君。」
紫原「あれ黒ちんじゃん、なんで?・・・つか、相変わらずマジメな眼だね~まじめすぎて、ヒネリつぶしたくなる。」
そういって彼の大きな手がテツヤの頭に触れそうになったとき、思わず声を出してしまった。
『むっくん!!!』
紫原「っ!?ちん!!」
紫原敦 通称むっくんが私に気付いた。
そしてすごい勢いでこっちに向かってくる。
『む、むっくん!!??』
紫原「なんでなんでー?黒ちんのほかにちんもいるなんて。今日はなんかの集まり~?」
『いや、私誠凛でマネージャーしてるの!ってか、降ろして恥ずかしいから!!!』
そう・・・私は見事に抱っこされている。
みんな、みんな見てる~~~~泣