第22章 ストバスでの再会
『ってゆーか、なんでここにむっくんがいるの!昨日までインターハイのはずじゃ・・・。』
紫原「あーオレ出てねーし。ってゆか、赤ちんが出るなって言ったからそうしただけだし。」
『っ!!!』
赤司君が・・・どうしてむっくんに!?
火神「・・・おい。いい加減こいつ離せよ。」
『っ大我。』
紫原「・・・ん?お前、誰?」
やっと私を離してくれた。
・・・それより、なんのために赤司君はこんなことを。
黒子「さん大丈夫ですか?顔色がよくないです。」
『え?あ・・・大丈夫。それより、どーなったの?』
テツヤからむっ君が氷室さんチームに入ることになり、戦うことになったと聞いた。
そして試合は開始した。
高校生同士の戦いとは思えないほど白熱した。
でも私は、目の前で行われてる試合よりも、違うことが頭から離れないでいた。
『・・・雨だ。』
突然に雨が本格的に降り始め、この試合は中断となってしまった。
私はただただ雨に打たれてその場に立っていた。