第20章 海合宿
秀徳の人たちもここで合宿だったのでした。
『(んー、なんだかなー。)』
私は少し複雑な思いをかかえて、朝食作りに取り掛かった。
今日も午前中は砂浜での練習。で、午後からは秀徳との合同練習となった。
試合をすることになり、私はやる気マンマンの火神君を捕まえ、リコ先輩のもとへ。
リコ「火神君は、皆の分の飲み物買ってきて!砂浜走って500m先のコンビニまで!」
火神「なんでっ!?」
リコ「あ、でも一本ずつね!重いだろーから!」
『私カル○ス~』
火神「おいっ!!」
ってなわけで、火神君だけ別メニュー。
それには当然ワケがある・・・が、本人は気づいてないけど。
でも、絶対に火神君の力になる。
『あ、やっぱ炭酸かなー』
火神「・・・もーお前ダマレ。」
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夕食を作り終えて、皆のところに戻れば、テツヤと火神君の姿が見当たらない。
『(・・・バスケコートかな。)』
私は2人を探しに行くことにした。
バスケコートが見えてきて、目を向ければ火神君と真太郎の姿が。
『・・・火神くっ!?』
火神君を呼ぼうとしたその時、誰かの手によって口を塞がれた。
『~っ!んん!!』
高尾「しーしー!二人にばれちゃう!」
た、高尾君!?ってか、苦しい・・・
黒子「離して上げてください。さん、苦しがってます。」
高尾「あ、ごめん。」
『っ、はー。で、キミ達はここでなにを?』
だいたい想像はつくけど、一応確認することに。