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【黒子のバスケ】キセキと私。

第18章 再確認


火神「…黒子。」


黒子「ちょっと話しいいですか?」


そう切り出したテツヤだったが、まだ考えがまとまってないと言い、二人はバスケをしながら、テツヤの言葉の続きを待った。

そして、テツヤはこう口を開いた。


黒子「すみません。ボク、嘘をついていました。」


火神「!?」


テツヤは中学時代の頃のことを話だした。
キセキの世代の6人目としてユニフォームをもらった。
けど、彼らの才能は開花していくとともに、テツヤへの信頼はなくなり、仲間への信頼もなくなった。
そう、彼らは自分だけを信頼しているのだと。


黒子「本当は火神君じゃなくてもよかったんです。ただ、彼らにボクのバスケを火神君を利用して認めさせようとしたんです。」


でも…と続ける。


黒子「火神君は違います。火神君はいつも信じてくれました。

だから、訂正させて下さい。

ボクはもう、帝光中シックスマン 黒子テツヤじゃない。

誠凛高校一年 黒子テツヤです。

誰かを日本一にするのではなく、みんなと一緒に日本一になりたい。」


そう言った時のテツヤは、今までとは違う、覚悟をした顔をしていた。





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