第16章 火神君家に居候
『・・・一緒に寝る?ベット大きいし。』
火神「・・・へっ!?」
・・・あ、皆さん誤解しないで下さい。
決して変な意味じゃないです。
・・・私の作戦は・・・
一緒に寝る?と問いかけて、きっと焦って動揺するだろう火神君をベットに突き飛ばして、私はソファーへダッシュ!!というものだ。
そして、案の定火神君はフリーズした。
『(・・・ごめんね!)うそだよ!!じゃ、おやす、みっ!!』
私は思いっきり火神君を突き飛ばした。
火神「うわっ!!?」
『ちょ、まっ!!?』
バタンっ!!
私は、作戦通り火神君を突き飛ばした・・・はずだったのに、
『なんで私まで引っ張るの!!』
火神「な、お前が急に突き飛ばすからだろ!!」
『そんなこと言われ・・・!?!?』
強い衝撃で目を閉じていたが、そっとあけると火神君の顔が目の前に。
『(・・・ち、近い///)あの、どいてくれますか。』
そう、しかも火神君に押し倒されている体勢になっている。