第16章 火神君家に居候
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無事にお風呂に入ることができたが、またもや問題が発生した。
『だーかーら、ソファーでいいって!!』
火神「いいっていってんだろ!ベットで寝ろ!」
『大丈夫!火神くんはもうすぐ決勝なんだから、しっかり休まなきゃだめ!はい、ベットで寝て!』
火神「だから一日二日ぐらいへーきだっての。お前女なんだし、ソファーに寝かせれるわけねーだろ。」
『・・・・。』
火神「・・・・。」
これじゃあ、らちがあかない。
全く、こんなけ部屋が広いならベットの2つや3つ、あればいいのに!!
って、ふつーないよね・・・。
『・・・やっぱ、居候の身だし、私がソファーに・・・』
火神「だから気にすんなっていってんだろ!!」
『・・・いいからベットで寝てよ!!』
火神「お前が寝ろっ!!」
・・・お互いに絶対譲れないみたい。
『(あ、いいこと思いついた!)・・・じゃあ、一つ提案!』
火神「・・・何だよ。」
私は火神君の顔をじっと見つめ、軽く微笑む。
『・・・一緒に寝る?ベット大きいし。』