第16章 火神君家に居候
火神「はぁ、なんでオレん家の場所言わなきゃなんねーんだよ。」
『それは・・、マネージャーとして選手の家を知っておかないといけないの!ほら、次はどこ曲がるって?』
火神「えっと、その公園を右に・・って!知る必要ねーだろ!」
『いいからいいから!!・・・あ、もしかして○○マンション?』
火神「・・・そーだけど。」
そう、私は火神君の家なら大丈夫だとふんだ。
でもさすがにいきなり2日間泊めて!と言えば、断られると思ったから、電話で誘導作戦。
『(火神君が単純バカでよかったー)はぁ、着いた。火神君、家の外に出て来てくれないかな?』
火神「はっ、なんで・・。ってか今、着いたって言ったか?・・・っ、まさか!!」
勢いよくドアが開き、階段を急いでおりる音がする。
火神「っはぁ、はぁ・・。マジかよ・・・。」
『あははーーー。こんばんは。』
こうして・・・
私の計算が勝ち、2日間の火神君家居候が決まったのだった。