第19章 努力は一番の華を産む
ジミンとテヒョンは一斉に彼女の方へ振り向いた。
「努力している?…二人とも思いが一緒…?………」
タイプは違うのに、
確かに努力はしているが、デビューが決まっているテヒョンと
まだ、練習生のジミン……
そんな2人の思いの何処が一緒だというのだろうか。
でも、彼女はそんな疑問気な2人に笑った。
「だって、二人とも約束があるんでしょう?」
「え?」
「共にデビューしたいって、だから…テヒョンさんも私をジミンさんに合わせたんだと思います。」
「ジミンさんも、きっと、デビューが決まってから私にあってテヒョンさんと
また、同じ場所に行きたかったんですよね?…」
彼女の目は真剣だった。
「だから、私は……誰よりも努力している方が選ばれないのは、理不尽だと思うのです。
それに、ジミンさんのスタイルって、とても靱やかで素敵です。
それを出来るのって才能があるだけではなく…練習をすごくしているからですよね………」
彼女は以外にも喋ってくれた。
嫌、震えているあたり、勇気を出してくれたんだ。
「なんで?わかるの?」
「すごい!サユちゃん!?どうして分かったの?」
「分かりますよ……だって、見た事ありますから、………ジミンさんが沢山練習しているのも………テヒョンさんがジミンさんを見に行ったり、一緒に練習している所も………見てましたから……」
「え?」
彼女はいつも、いつ、みているんだろう。