第17章 秘蔵メンバーと時の人
アイスを買いにコンビニ行くと、2人はある人物が目に入る。
それは…シヒョクだった。
そして、その隣にいるもう1人の人物にテヒョンは驚く。
「あれ?サラン?」
ナムジュンが笑っている所を見ると、
恐らく彼女が帰ってきていたのを知っていたのだろう。
多分一時帰宅だろうが、彼女がいることが不思議だった。
どうして?…
「ナムヒョン?知ってたの?でも、なんで、いるってわかったの?」
テヒョンの疑問にナムジュンは彼に言う。
「あぁ、俺がこの前、あの子にメールしたんだ。新しく入った奴がお前に会いたがってるって、」
「え?」
いつ、彼は彼女に伝えてくれたのだろうか、テヒョンはナムジュンを見つめ、
次にコンビニを珍しそうに見てる彼女に視線を送る。
「だけど、どうして、コンビニまで?約束したんですか?」
「違うよ…でも、……この時間は、あの子が買い物のお勉強してる時間だから、」
は?テヒョンは彼が何を言ったのか分からず、首を傾げる。
「お勉強?」
「あぁ、テヒョンは初めてだから知らないか、彼女、韓国語習得して間もなく、世界に足を運んだり、仕事が沢山入っていたからまだ、教えきれていないことが多いらしくて。例えば、
韓国のお金、ウォンの計算とかね…覚えれば、早いんだけど、そもそも、彼女、ひどい人見知りだから………慣れた人が一緒じゃないと、店員にも話しかけられない」
そう話したナムジュンは彼女に手を振る。
肩をびくつかすテヒョンとナムジュンの手に手を振り返した彼女の視線がぶつかった。
「サユ!」
「あ!ナムオッパです!あと……」
「ン?ナムジュンか?あと……」