第15章 ファンウサギ
仲良くなりたいが、話せない。ジョングクは宿舎に入ったが、中々話に行けずため息を漏らす。
どうしょう
さらに、彼女に会うのも難しくて、
ダンスも感情が入っていないとソンドクに怒られた。
ジョングクは踏んだり蹴ったりの感じにある日の練習中、下を向くと、
今まで、自分から話しかけて来なかった。
兄達が彼にこう言った。
「ちょっと!君!歌ってみてよ!
ほら、テレビのオーディションで歌ってたやつ!。」
歌って見て、その言葉に緊張し、
また、上手くないと言われたらと不安が募り、
もし……追い出されたら?
彼は期待を沢山の会社からもらった。そして、
ここに入って来た時、嬉しそうにされたんだ。
でも、歌は褒めてもらえても、
ダンスは少しかやってないから、グループには入れないのかと思っていた。
決まった時、嬉しい反面、
自身は誰かの補欠なのでは?、
という考えがジョングクにはずっとよぎってならない……
だけど…彼はグループに入りたかった。
だから…
…彼は沢山の不安や緊張が溢れ、気がつけば、
彼等の前で涙を流していた。
「っ?!……」