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高嶺に咲く【BTS】

第15章 ファンウサギ


ファンウサギ

俺は彼女のファン…
だから、彼女が否定されるのはたまらなかった。

あの日、彼女が練習生に音楽を作ったあの時、
俺は、ナムジュンという人のラップに惚れて、あの子が入るって言うグループに憧れて、
数あった名刺を全て蹴り、bighitを受けていた。

入れば、直ぐに彼女を見れて、人見知りの俺はあの時と同じように声はかけられなかったけど、

周りが彼女を馬鹿にしていた。許せ無かった。

何で?彼女の凄さが分からないの?

そう語るのは、彼女のサイン会に参加したあの時の少年だった。


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