第29章 サイン会とイケメン彼女
サイン会の、彼等の順は
左から、ソクジン、ナムジュン、ユンギ、ホソク、ジミン、テヒョン、ジョングク、サユだ。
8人が席につき、ファンはさらに声をあげる。
これからファンは彼女と彼等の絡みを見に来ている者が、ほとんどであり、
元から、根っからの彼女のファンだ。
そして、彼女を嫌う者も混じって、るのも事実、
だから彼等は緊張の根を貼る。
彼女を護る為に、
「ジンヒョン……ガチガチっすね…」
「ユンギもじゃん……まあ、初めてだからね……」
「ジンヒョン、ユンギヒョン…俺達、本当にアイドルになったんですね……」
ナムジュンの言葉に頷く2人、
そんなナムジュンにホソクが肩に手を回した。
「そうだね!というか、凄いね!ナムジュン…サユはこんなに人を相手にしてたんだね……」
「ホソガ……そうだね、これが、彼女が見ていた景色なんだ。」
「そうだね」
きっと、彼女がまだ、見てきた景色には程遠いかもしれない。
だが、彼等は確かに彼女の見ていた景色を見ていた。