第29章 サイン会とイケメン彼女
MV撮影後、
彼等のサイン会が決まる。
初めてのサイン会で彼等が緊張をする中、
男装している彼女は手を震わしつつも、
皆のサポートをしようと決めていた。
きっと、それは、サイン会の経験や沢山の経験があるから…………
そして、始まるサイン会は意外にも沢山のファンが歓声を浴びせている。
きゃー!!………そんな中、彼等は彼女はこんなに沢山の人の前に立ち仕事をしていたのだと知った。
だから、それを見た時、彼等はほとんどが彼女のファンだと、思っていた。
「皆さん!トウ、セ!アニョハセヨ!バンタンソンニョンダンイムニダ!!」
「やあ!やっと、サイン会ですね!」
「彼女と違い、俺達は緊張してますが、
初めてなので、よろしくお願いしますっ!」
頭を下げるナムジュンに彼女は笑い
、彼女は緊張するリーダー共に進行をしながらファンに聞いた。
「あははっ、ナムオッパ〜私も緊張してるよ?それにファンの皆もね!今日は誰を見に来たの?皆だよね?」
彼女の言葉と共に、ファン達は彼等の名を叫ぶ
「ジン!!オッパこっち向いて!!」
「グク可愛すぎ!!」
「ジミンサランヘヨ!!」
「ホソガ!!スマイル!!」
「シュガさんのあの気だるさ尊い……ってか、白っ」
「え?サユ、爆イケなんだけど!!」
「やばいね……皆カッコイイよ!!」
ファンの声に涙しそうになる彼等
が、彼女の手を見て、その頑張りに彼等は涙を出すのを止めた。
あぁ……君はまた、俺達を助けようとしてくれてるんだね………
そう彼等はつくづく彼女に感じるのだった。