第28章 ジスと8人の生徒
学生撮影との事で、全員がジスに向け、
演技をするが、
ジスは全員のクオリティに顔を紅くせずに居られない。
ジン君、壁ドンやば、ユンギ君乱暴な感じもファン受け、凄そうだし、サユの顎クイもやばかった。
皆バラ差し出してくるし、
やばい!?ファンはこれを見てどうするのよ!?私、殺されないかしら、
と心配するほど、格好よかった。
彼等のダンスは力強く。
ユンギとサユが作った曲にあっている。
彼等は進んでいく。
彼等と彼女の夢を叶える為に、
ジスはそれを見て、悲しげに笑った。
私は、止まってて、いいのかな。
すると、彼女がジスの元に近寄って来た。
「ジスオンニ!!最高に素敵だったよ!
やっぱり、撮影のプロだね?って、どうしたの?」
「あぁ、ゴメンね、私は止まったままでいいのかなってね……」
そう、ジスが言うと、彼女は上をみあげた。
「止まってなんか、ないよ……ジスオンニは進んでるよ……メイクとしても、モデルとしても、…………」
「え?」
「だって、撮影、本当に歩き方、見せ方も凄く、上手くて、やっぱり、プロなんだって、思ったもん………それに、オッパやグウも褒めてました。
だから、止まってなんて、ないです。
ジスオンニは誰よりも綺麗で、頑張り屋なんですから、」
そう去って行く彼女は7人が遊んでいる場所に近づいていく。
彼等は彼女といい関係のようだ。
その関係が永く続く事を祈り続けよう。
そして、これからも彼女のメイクでいたい。
いや、彼等のメイクでいたい。
そうジスは決意するのだった。