第20章 登場!噂の!!ユリンヌナ
あれが、ユリンさん……ジンは前から話を聞いていたユリンの姿をジロジロと見つめている。
すると、隣にいた。ジミンとテヒョンが彼に肩をまわした。
「あれ?ジンヒョン…どうしたんです?ユリンさんをそんなに見てー」
「え?あぁ…男に見えないなって思って……」
「あぁ…確かに!!綺麗だよね!
それより、サユは?」
テヒョンの問いに、全員が彼女を探した。
そうすれば、黒い衣装を来た彼女がこちらにやって来る。
「おー!カッコイイな!!」
ホソクが笑い、
ユンギも来て、彼女の頭を撫でた。
「すげー似合ってんな…俺達も同じの着るんですか?……」
ユンギはそう、ユリンに聞くと
ユリンは待ってましたと言わんばかりに、
彼等に衣装を渡す。
ぎらついたものも多いが、実に格好良い黒と白が基調な衣装。
その服に彼等の胸が弾んだ。
やっと、彼女の隣に立てたんだと実感出来た気がしたから、……