第2章 彼女が初めて嘘をついた日。
彼女の部屋についた。
「怒ってないかな」なんて心配しながら入室する。
「やっほ、体調はどう?」
「あ、おはようたなっち、お見舞い来てくれたんや!ありがとう!もう体調万全!」
「俺もいる!」
「わー、けんすけも!ありがとう!」
「そう言えば________」
3人でわちゃわちゃ話している.....
俺は勇気を出して話しかけた
「っ久しぶり.....」
声を出せたことが嬉しかった.....
が、
衝撃の言葉を発せられた。
「えっと.....どなた.....ですか?」
「「え?」」
「たなっちとけんすけのお知り合い?」
「え?.....本気?」
「まだ怒ってる?」
2人がドッキリなんじゃないかと疑う。
「えっと.....怒ってる?、何で怒るの?」
俺は耐えられなかった。
「っ.....ごめん、俺外の空気吸ってくる.....」
その場から逃げ出してしまった。
「あっ、だいちさん!!!」
「?」