第2章 彼女が初めて嘘をついた日。
2月24日
今日は外撮影で忙しかったため俺は疲れていた。
「ふ~、疲れた~」
「ともたかはカメラでそんなに喋ってないじゃん!」
「カメラも結構疲れるかも」
「手疲れるんじゃないスカ?」
疲れた.....
「だいちくん全く元気ないじゃん」
はじめが心配の声を掛けてくれた。
「めっちゃ疲れた.....」
すると「パリンッ」っとものが割れる音が聞こえた。
「きゃぁ」
「大丈夫!?」
「怪我ないですか!」
彼女の手が滑って皿が割れたようだ。
「う、うん大丈夫ありがとね。」
普通はそれで終わるはずだった。
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俺は疲れ過ぎて疲れがが怒りに変わってしまった。
「何でだよ!!!」
「「だいちくん!」」
みんなが俺を止めようとする。
「えっ」
「俺は疲れてるんだよ!!なんで迷惑かけるんだよ!!!」
「っ.....え、あ.....ご、ごめ.....」
彼女はそこで倒れてしまった。
「え、大丈夫ですか!起きてください!!」
「はぁ.....はぁ.....」
彼女が倒れて居ることに気づいた。
「あっ.....」
「だいちくん、疲れてるのもわかるけどさ.....」
「さすがにやり過ぎだよ。」
「ごめん.....」