第1章 1-E 上村 優香
ヒューーーパンパン
秋「あっ!花火始まったじゃん‼︎行こ!菜々葉。」
菜「えー、優香と一緒に居てたいー」
嫌がる菜々葉の手を引っ張って秋璃は人混みの中に入って行った
龍「なぁ、俺らも見やすいところに行こうぜ」
優「うん」
ギュッ
また、手をつないで龍冬君は私を引っ張っていく。
恥ずかしいけどさっきより恥ずかしくない、、むしろ嬉しい///
それから私たちはよく花火が見える場所に来たここは、龍冬君オススメの場所なんだって‼︎
確かに人もあまりいないし明るすぎる場所じゃないからもっと綺麗に花火がみえる
龍「なぁ、優香。来年も一緒にこような?」
優「ふぇ!え、あの、……うん。」
び、びっくりした。
龍冬君があんなこと言うなんて思わなかったから…
でも、すっごく嬉しい‼︎
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〜どーんと飛んで二学期〜
夏祭り以来、龍冬君と私は一緒に遊ぶことが多くなった。
ある日の昼休憩。
秋璃がノートを整理していた私の机の側に来た。
秋「ねぇークリスマスの日に龍冬に告っちゃいなよ‼︎」
なな!
そ、そんな事……
優「できないよー、まず初めにクリスマス一緒に遊ぶ約束もしてないのに無理だよー」
私がそう言うと”そっか、会う約束してないんだ”と言って考え込んでいた。
流石にクリスマスは家族と過ごすよ、というか私の事より秋璃の事が心配だな……