第1章 1-E 上村 優香
アナウンス「ただいまから花火大会を始めます」
私と龍冬君が金魚すくいをしているときアナウンスがながれた
龍「花火始まるなら、見やすいところに行こうぜ‼︎」
優「う、うん///」
ギュッと手を引っ張られ人混みを走っていく
うぅ〜、恥ずかしいすぎて花火どころじゃないよ〜
「ねぇ、花火始まるって〜見やすいところに行こうよ、秋璃〜」
ん?秋璃?
「えー!もっとボール取れるから待って〜菜々葉ー」
んん?菜々葉?
優「ちょっと止まって龍冬君!」
龍「え?おぉ、わかった。ってスーパーボールすくいしてるの秋璃と菜々葉じゃねぇか?」
だよね‼︎やっぱり菜々葉と秋璃だよね!
2人に近づいていくと菜々葉が私たちに気づき秋璃に何かを話してた。
きっと私たちに見つかったよーって言ったんだと思うな〜
だってそのあと勢い良く秋璃は後ろを振り返ったから。
秋「げっ、見つかった……」
龍「あれー秋璃と菜々葉は腹痛で来れないんじゃなかったけー?」
龍冬君は秋璃に向かってからかい声できく
龍冬君やめたほうがいいよ〜秋璃が本気で怒ったら怖いよ!
秋「治ったから菜々葉と一緒に夏祭り来ただけだけど?何か悪いですか〜?」
龍「何だよその言い方!」
秋「どの言い方ですか〜?」
龍「その言い方だよ‼︎」
あわわ、喧嘩になっちゃった!
菜「優香、あーん」
優「え?あーん!お、おいし〜いちごだぁ〜」
菜「優香いちご好きでしょ?たがら買ってきたのー」
うん、ありがとう!
ありがとうだし、美味しいけど、今、そんなふいんきじゃなかったよね?……