第2章 1-E 威土 秋璃
誡「で、俺とやり直してくれる?」
秋「は?なんで今やねん?」
誡「いや、質問を質問でかえすなよ‼︎てか、おまえ俺の事好きだろ?」
うっ、、、
あんま、否定はできへん。
秋「はぁ〜。そーや。自分は誡斗が好きやよ」
誡「だったら俺と‼︎」
秋「でも!付き合うかどーかはまだ、決めとらへん‼︎‼︎さっ!はよ映画いこ!あれ、結構楽しみにしてんねんで‼︎」
自分は話をサッとそらして前を歩いていこ〜とした、そんな時や…
ギュッ
秋「うぎゃっ‼︎」
ま、またかいな‼︎
誡斗は自分を後ろから抱きしめ肩に顔をのっける
誡「なぁ〜俺はお前が好きで好きでしかなねぇーんだ。今、俺を選んでくれ……」
秋「っ、そんなん。言わんといて……」
耳元で悲しそうな甘えるような声で囁く。
あかん、自分、耳弱いねん。
誡「早く、俺を選んで?」
秋「ゃ、ゃめろ。くすぐったい……」
あーーー、クラクラしてきた。
誡「”うん”って言ってくれよ?」
秋「っ〜〜〜。わかった!好きや‼︎大好きや‼︎うんうん!わかった〜」
誡「っしゃぁ‼︎‼︎」
あぁ、あかん。
今日の映画見に終わったら自分から言おうかと思っとったのに………
ギュぅーーー
秋「あの、ええかげん離してくれへん?苦しんやけど……」
誡「は?いや。」