第2章 1-E 威土 秋璃
んー、、、久しぶりに1人で帰るしアニメショップにでもいこかな〜
優香ちゃんと菜々葉ちゃんはアニメ好きやないからな〜
片手でスマホを弄り自分はフラフラと道を歩く。
トンッ
秋「あ、すみませ……」
誡「げっ、」
やっぱりながらスマホはやめた方がいいんやな
秋「何でこんなとこにおんねん」
誡「それはこっちのセリフだよ!」
前からきた元カレに気づかんとぶつかるって言う事があるかもしれやんから……
秋「はぁ。なんや、あんた引っ越したんちゃうんか?」
誡「誰が引っ越しするって言った?俺は言ってねぇーぞ!」
秋「あー、ごめんごめん。会いたくなさすぎて引っ越したもんやと思っとたんや」
てゆうか、自分の学校とめっちゃ距離あるさけもう会うことないやろおもっとたんじゃ!
誡斗がイラついた顔をして怒鳴りかかってくるかと思ったらいきなりニヤッと笑い出した。
な、なんやねん、その顔。
気色悪いわ……
誡「へっ、付き合ってた時はずーっと俺の後ろついてきて『自分は誡斗の事す…』」
秋「ぎゃーーーーー‼︎黙れ!黙らんかい‼︎そないな昔の事掘り出すなや!」
誡「昔?そんなに昔じゃねぇーだろ?一ヶ月ぐらい前まではあんなに可愛かったのになー」
秋「昔の自分がどーかしとったんや!」
そーやって2人して道の真ん中で怒鳴りあっとったら、
警察「君たち、一緒に少し来てくれるかな?」
誡/秋「え、、はい。」
捕まった。