第1章 夜這い
「早く終われば、大丈夫だよね?」
脱衣所でパジャマのボタンを開けた。改めてベビードール姿を自分で見ると恥ずかしくなる。淡いオレンジ色のシースルーの生地に花柄の刺繍がされている。下はセットで紐パンツになっている。
鏡に映る自分が恥ずかしくてその場に座り込んで鏡に自分が映らないようにした。
「ん…」
私の初めては神崎君だった。神崎君の初めては、怖くて聞いたことがない。でも、あったかくて大きい手は怖くない、むしろ安心して身を委ねだれた。
「はぁ…」
いつも優しく触ってくれた。でも、たまに乳首を抓られると変な気分になる。
「んっ」
段々お腹の下が熱くなってくるの。それに気づかれるのは感じ始めてから随分長く経ってから。
「あんっ、んぅっ、そぉまく…」
ズボンの中に手を入れて下着越しに触るともう濡れていて、横から指を入れると簡単に自分のあそこに指が入ってしまった。
指を奥に押し込もうとしていた時だった。
「んぅ、っあぁっ」
いきなり肩を掴まれて、後ろから抱きしめられたと思ったら自分の指が入ってるあそこに自分の指より太くて長い指が入って来た。