第12章 ☆消・失・月・戸
賢吾《そこで俺たちは…恐ろしい真実とフォーゼドライバーに出会った》
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賢吾《アストロスイッチを悪用するゾディアーツが必ず現れる。俺は父さんの意思を継いでそれを止める。人々を守る。このフォーゼシステムを使って…》
ユウキ《私も手伝う》
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賢吾《あれが全ての始まりだった…》
弦太郎「わかった。とにかくロッカーを探しだす。俺たちに任せてくれ」
ユウキ「いいよ、あたしがなんとかする」
ユウキは教室を1人で出ていった
はその後を追った
ユウキが向かった場所は天文部の部室
外で黙って話を聞いていた
牧瀬「僕に…頼みごと…?」
ユウキ「…そう。あなた、ゾディアーツ能力でどんなものでも探せるって言ってたよね!?」
牧瀬「なるほど…君もようやく僕の進化に気づいたと言うことか」
ユウキ「…うん…そう…」
牧瀬「…………」
ユウキ「協力して!?大切な友達の命がかかってるの!!」
牧瀬「…………」
ユウキ「お願い…!!」
『私からもお願い』
ユウキ「……!」
『お願いします…牧瀬くん…』
牧瀬「さんにまで頼まれたら断れないじゃないか。ただし条件がある。君達があのバットボーイ達と縁を切り…僕のものになるというならねぇ…」
ユウキ「え…?」
牧瀬「友達の命が…かかってるんじゃなかったのかーい?」
『わかった』
ユウキ「…!」
『でもユウキはやめて。ユウキは弦太郎くんと幼馴染みなの。縁を切るなんて今さら無理よ』
牧瀬「なら君が…一生僕のものになってくれるのかい…?」
『………わかった』
ユウキ「!!!」
『いいの!!命の方が大切だから』
ユウキ「…!!」
『お願い』
牧瀬「さすがは姫だ…」
牧瀬はスイッチを押した
ズキッ…
『っ…』
牧瀬《さぁ、僕の角を掴んで、強く探し物をイメージして?》
はピクシスゾディアーツの角を掴んでロッカーをイメージした
牧瀬《見える…!こっちだ》
牧瀬の後をついて行った