第11章 ☆月・下・激・突
美羽「学校を全て燃やす!?正気なの!?」
友子「律子さんは本気。魔力を溜め込んだ杖を学校に突き刺すつもりなの。一瞬で学校が燃え尽きる…」
ユウキ「学校が!?」
『そんな…』
弦太郎「最高の儀式ってそれか…」
みんなで急いで阻止するために現場に向かった
―――オカルトグループ部室―――
友子「あれ…?ここじゃないんだ…」
部室に来たが誰もいない
友子「!………スイッチがない…」
弦太郎「何…!?」
シュルシュルシュル!!!
『きゃあっ!!』
勝手にロープが飛んできてみんなを縛った
友子「みんな…!!どうして…!?」
『なに…これ…!!』
ズキンッ…
『!!ゾディアーツが近い…!!』
入口からオカルトグループのメンバーが入ってきた
雅美「友子。まーた迷わされちゃった?こいつらに…」
ゆり「ふふふっ…ちなみにあんたのスイッチはここ」
弦太郎「やめろ友子!言うこと聞くな!」
ゆり「迷うなんてあり得ないよ?」
ユウキ「友子ちゃんダメ!」
雅美「律子さんは屋上で待ってる」
友子「わかった…もう迷わない…!」
弦太郎「友子!」
友子はゆりからスイッチを受け取った
そして部室を出ていってしまった
『野座間さん…!!』
縄は簡単にほどけるようなものではなかった
ユウキ「弦ちゃん!!こういう時こそ、絶叫で2割増ししよ!!」
弦太郎「おぉ!そうだ!青春フルパワー!!」
ブチッ!!
弦太郎に絡んでいたロープが切れた
JK「嘘っ」
ポテチョキンがロープを切ってくれた
『はぁ…』
賢吾「俺が呼んだ」
美羽「そりゃそうだよね」
『野座間さん…!!』
は立ち上がって友子の元に走った
賢吾「!!」
『野座間さん…!!』
ズキンッ…
『ゾディアーツが…』