第11章 ☆月・下・激・突
『はぁっ…はぁっ…』
追い付いた…
と思ったら
『フォーゼベルト…??』
《3・2・1》
弦太郎「変身!!」
ユウキ「えぇー!?」
『何で変身してるの…??』
フォーゼはロケットスイッチを押した
そして友子を抱えると空に飛んでいった
『ありゃりゃ…』
ユウキ「学校に行こ!!たぶん月に行ったんだよ!!」
『月…!?』
―――――
ラビットハッチからフォーゼと友子の姿が見える
ユウキ「コラー!!!女の子をいきなり宇宙に放り出すなんて!!アームストロングキーック!!」
ユウキはフォーゼを蹴った
弦太郎《うわぁっ》
フォーゼは地球に向かって飛んでいった
3人はラビットハッチの中に戻った
ユウキ「もういらないよね?」
ユウキの手には首飾りが
友子「………今のままの私でいい…そんなこと…初めて言われた…」
弦太郎「そのままで何が悪い!むしろ問題児大歓迎!!この部には、お前より問題児が山ほどいるからな」
隼「お前がよく言う。まぁ俺も褒められた人間じゃないけどな。見栄っ張りの権力主義者だ」
美羽「あたしは自信過剰な高飛車女」
JK「見ての通り、俺は長いものに巻かれるチャラ男」
『私は記憶をなくした足手まといな星の姫』
ユウキ「私は我を忘れる宇宙オタク!はい」
賢吾「!……俺は…学校1のサボり魔。保健室の主だ」
「「「「あははははは!!」」」」
賢吾「!!」
弦太郎「何だそれ!」
賢吾「お前ら…っ」
弦太郎「でもみんな、すげぇとこは超すげぇんだ!それが俺達、仮面ライダー部だ!!」
友子「……!」
弦太郎「黒くて不気味で霊感少女。勘が鋭くて油断がならねぇ。そこがお前の魅力だろ?友子」
友子「……………」
友子は涙を流した