第11章 ☆月・下・激・突
―――ラビットハッチ―――
ユウキ「祭壇座って、伝説では生け贄を捧げるものなんだって!」
ユウキは星座の本を広げた
賢吾「怪しい魔女伝説にハマっていた鵜坂律子とコズミックエナジーが交合して、恐るべき超パワーのアルターゾディアーツを生んだ。アルターが陰から炎や念力を与えて、倉持ゆり、岡村雅美はそれぞれ恨んでいた相手に仕返しをした。あとは鵜坂律子と野座間友子の番」
美羽「彼女達の狙いってなんなんだろ。律子は「最高の儀式」って言ってたけど」
弦太郎「友子は…「この星にさよなら」って……」
隼「なんの話しだ弦太郎」
弦太郎「それをこれから調べる」
弦太郎、ユウキ、は友子の自宅に向かった
―――――
「今、友ちゃんシャワー浴びてて~。でも上がって待ってて~」
ユウキ「『ありがとうございます』」
ユウキとは上がらせてもらった
「はぁ~…嬉しい~♪初めて友ちゃんにまともなお友達♪」
弦太郎「うッス!」
「え…あの…あなたも友ちゃんのお友達…??」
ユウキ「これが…友子ちゃんの部屋…」
『わぁ~…すごーい…』
ユウキ「超個性的…」
弦太郎「あいつの考えてることがまったくわかんねぇ…!」
『これ…セミの抜け殻…?』
弦太郎「またセミか…」
ユウキ「サナギ…!?」
弦太郎「繭…」
『おしゃれだねー…』
弦太郎「そうか…あいつは自分を変えたいんだ」
ユウキ「自分を変えたい?」
友子「……えっ…何…?」
弦太郎「友子!?お前すっぴんの方が美人じゃん!!」
『ホント…肌キレイ…』
友子「はっ…はぁっ…見られた…!!素顔見られたー!!!!」
友子は走って家を飛び出した
それを急いで追った
弦太郎「友子!!」
『弦太郎くん…早い…』
ユウキ「私達も行こっ!」
『うん!』
友子の母親にあいさつをして自宅を出た