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仮面ライダーフォーゼ

第50章 ☆青・春・銀・河




『流星くん…。何回も助けられて…守ってもらって…。私よりも…怪我させちゃって…ごめんね…?私を守ってくれて…ありがとう…』

流星「…っ!」

『弦太郎くん…。弦太郎くんのおかげで…こーんなに…たくさんの友達ができた…。毎日が楽しかった…。私に友情を教えてくれて…ありがとう…』

弦太郎「…っ!…おうっ…!」

『もう少しで…消えちゃう…』

美羽「…!!」

友子「ちゃん…!!」

の瞳から涙がこぼれた

『まだ…みんなといたい…っ!』

弦太郎「…っ!!」

『賢吾くんも…こんな気持ちだったのかな…』

JK「姫…!!」

の体はどんどん消えていく

JK「こんなの嫌ッスよ!!姫!!」

『みんな…ありがとう…。言っても言い切れないほど…ありがとう…っ』

は笑った


“大好きだよ”


は光の粒となって消えてしまった

JK「姫…っ」

友子「ちゃん…っ」

美羽「…!」

隼「…」

流星「…」

弦太郎「…っ!!!」


フワッ…


弦太郎「…?」

弦太郎の手に落ちてきたのは白い羽

流星「羽…」

弦太郎「だ…」

美羽「そうね…。これはが残してくれた…羽…」

みんなは羽を見ながら泣いていた


―――――


『オリオン、どこ』

役目を終えて星に帰ってきた

消えたオリオンと賢吾を探していた

『オリオン、どこにいるの』

《》

『オリオン…!』

は声のする方へ向かった

『オリオン』

オリオン《役目を終えたか…》

『賢吾くんは…?』

オリオン《大丈夫だ。ここにいる。急げ、時間がない》

『うん。賢吾くん、起きて、賢吾くん』

光の玉を優しく手で包む

『弦太郎くんが我望を止めてくれたおかげで、私は役目を終えて星に帰ってきたよ。オリオン』

オリオン《あぁ》



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