• テキストサイズ

仮面ライダーフォーゼ

第50章 ☆青・春・銀・河




ライダー部員は教室にいた

流星「俺たちに…俺たちに我望を止めることはできないのか…!」

ユウキ「…!…これ…賢吾くんから渡された…」

ユウキはポケットに入れていた手紙を出した

弦太郎「賢吾から…?」

ユウキ「うん…」

ユウキは手紙を開き、読み始めた

ユウキ「仮面ライダー部の…友人たちへ。この手紙が読まれている頃…俺がどうなっているかわからない…。コアチャイルドとして…銀河の彼方へ旅立っているか…最悪…我望の手により消滅しているか…。でも…だからこそこれだけは伝えておきたい…」


ユウキ
君の明るさが俺の使命を支えてくれた。
俺1人ではフォーゼシステムも…
アストロスイッチの開発も…
何一つやりとげることはできなかった…。それと…ちゃんとした料理が作れて…安心したよ


ユウキ「料理くらい…ちゃんと…作れるよ…もう…」


会長
あなたはあなたのプライドを持って
どこまでも突き進んでほしい。


大文字先輩
俺ごときが言うことではないかもしれないが…
会長に相応しい男は…あなたしかいない。


JK
君はどこか俺と似ているとこがある。
自分の本心を押し隠すことで自分を守る。
でも…それはもういい。君はもう十分強いよ。


野座間
君の直感に何度助けられたことか…。
君も…ライダー部をきっかけに
人との交わり方を見つけた。
その生き方を…大切にしてくれ。



記憶を無くしていても明るくて…。
俺は何度救われたか…。数えきれない。
小さい頃から泣き虫で…
それでも笑顔は忘れなかった。
ありがとう。


朔田
君とはもっとゆっくり話がしたかった。
友を思う…その真っ直ぐな心で
弦太郎とライダー部を守ってくれ。


そして…如月弦太郎
君は…俺の親友だ。
宇宙の果てに行こうが、存在が消滅しようが
その思いは変わらない。
言っても言い切れないが…
ただ一言…。


“ありがとう”


ユウキ「最後に…もし俺が我望に消されても…彼を恨まないでくれ」

弦太郎「…我望を恨むな…?」

ユウキ「うん。…人を恨むのは…君たちらしくない…。恨まずにただ…我望を止めてくれ…。我望の絶望に…光りを与えてくれ…。君たちなら…きっと…できる…っ」

弦太郎「わかったよ賢吾…。お前の言葉…胸に染みたぜ…」


/ 355ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp