第50章 ☆青・春・銀・河
―――新学期 始業式―――
学園内に放送が鳴り響く
我望《理事長の我望光明だ。今日は君たちに別れを伝えようと思う。私は選ばれた生徒たちにスイッチを配り…ゾディアーツへと進化させた。君たちの愚かな欲望をゾディアーツとして顕現させることで…私は宇宙へ羽ばたく力を得た…。私の進化に協力してくれた…この学園のモルモットたちに心から感謝する。1時間後、私は宇宙の深淵に旅立つ。そのときこの地上は壊滅する。残り少ない人生を…好きに使うがいい。以上だ》
放送は終わった
我望「さぁ…。行こうか立神、くん」
『…っ』
―――――
『うぅ…っ!!!あぁぁぁぁぁっ!!!』
は鳥かごのようなものに閉じ込められ、鎖に繋がれていた
鎖からは負のコズミックエナジーが流れ込む
そしてダークネビュラが空に浮かぶ
『く…っ!!!』
立神《ん…?》
レオの目線の先にはフォーゼとメテオの姿が
我望《あいつら…!!》
立神《私に》
レオはダスタードを出した
フォーゼとメテオはダスタードたちを蹴散らした
メテオはレオを、フォーゼはサジタリウスに立ち向かう
流星《お前とはここで決着をつける!!》
我望《私の邪魔をするか!!》
弦太郎《賢吾は言った!恨むなって!だから俺は…あんたの怒りも、あんたの絶望も全部引っくるめてダチになる!!ライダーきりもみクラッシャー!!!》
我望《!!》
我望はワープゲートから落ちた
しかしまだダークネビュラは閉じない
『弦太郎くん…っ…流星くん…っ』
弦太郎《仮面ライダーフォーゼ…。最後の…タイマンはらせてもらうぜ!!》
サジタリウスに押されながらも、ひたすら攻撃を繰り出す
フォーゼはエレキステイツにチェンジ
弦太郎《ライダー100億ボルトブレイク!!》
しかしサジタリウスには効かなかった
ファイヤーステイツにチェンジ
弦太郎《ライダー爆熱シュート!!!》
我望《お前たちが私を倒す前に、それがお前たちの限界だ!!》
弦太郎《青春に限界はねぇ!!》