第5章 ☆変・幻・暗・躍
―――翌日―――
はクイーンフェスの控え室にいた
のいる反対側には佐久間珠恵と繁野ジュンがいる
スピーチの衣装はドレス
は薄いピンクのミニスカートドレスを着ていた
隼「やぁ、スピーチ頑張れよ。姫」
入り口には花束を持った大文字隼が
珠恵「あら…学園のキングが何の用?」
隼「キングだからこそ、新しいクイーンには礼儀を尽くさないとね」
隼はに花束を渡した
『え…』
隼「本当に君は美しいね…」
『ど…どうも…』
珠恵「いいの~…?そんなこと言って。美羽に怒られるわよ…?」
隼「キングの横にいるべきなのはクイーンだ」
チュッ…
『//!!!』
隼はの頬にキスをした
隼「じゃあまた。クイーン」
『……………』
クイーンはあたしじゃない…
美羽さんだ…
隼が出ていくと珠恵は表情を変えた
珠恵「さっすが姫ね。時期クイーン…」
『…………』
珠恵「あんなに傷つけてあげたのに辞退しないなんて…。相当クイーンになりたいのね」
『クイーンは私じゃない。美羽さんです』
珠恵「美羽!?辞退したんじゃないのぉ…?」
『それはあなたの目で確かめたらどうですか?私はこの学園のクイーンは美羽さんだけだと思ってますから』
は控え室を出て行った
ジュン「…………」
珠恵「ちっ…。どうしたのぉ?ジュン…。食欲ないんじゃない?」
ジュン「なんか…珠恵怖いよ…雰囲気が…」
珠恵「そう…?ジュンは、今まで通りにしてたらいーの…。そしたら怖いことなんて起きないから…」
ジュン「…………」