第48章 ☆孤・高・射・手
『離して…!!』
我望「くん。君は私の願いを叶えるためには重要な存在だ…」
『あんたの願いなんか叶えたくない…!!それより…どうして両親を殺したの…!?』
我望「全てを思い出したのだね…。君の両親は私と一緒にゾディアーツスイッチの研究していた」
『!!』
我望「君の両親は君を授かったと共に研究所を去った。ゾディアーツスイッチの情報が外部に漏れると面倒だからね」
『そんなことのために…私のお父さんとお母さんを…!?』
我望「この役目を終えれば君も両親に会える…」
『え…!?』
我望「立神」
立神「はっ」
立神はを掴み、例の装置の鎖を腕に巻いた
『何よ…!これ…っ!』
我望「君に負のコズミックエナジーを流し込む」
『!!』
我望「負のコズミックエナジーが必須条件でね」
我望は装置のスイッチを押した
ビリッ…!!
『い…っ!!!いやぁぁぁぁぁぁっ!!!』
―――その頃のライダー部―――
みんなは速水を連れてラビットハッチにいた
隼「よし」
速水「ありがとう」
傷だらけの速水の手当てをしていた
速水「しかし…月面に基地があったとはな…。さすがに驚いた」
美羽「理事長は…私たちライダー部のことをどれだけ認識しているの?」
速水「フォーゼもメテオも…基本的には容認していたよ。ゾディアーツ発生のための刺激材くらいに考えていたんだろ」
友子「酷い…」
大杉「えぇ~!?速水校長がリブラゾディアーツ!?」
隼「反応が遅いよ、大杉先生」
大杉「じゃあこいつが…この方が…え?何何??」
JK「まぁまぁ」
JKと隼は大杉を座らせた
弦太郎「全然ダメだ」
美羽「やっぱり幹部スイッチは破壊できない?」
弦太郎「あぁ。フォーゼになっても無理だった…頑丈に出来てやがる」
弦太郎は流星にスイッチを渡した
流星「ラビットハッチの存在は我望には知られていないんだよな?」
速水「あぁ」
流星「だったら、蘭とピスケススイッチはここで守るのが一番いいだろう」
大杉「えぇ!?園田先生がスコーピオンゾディアーツ!?」
隼「だから遅いよ!」
大杉「俺の愛しい園田先生が…!?あぁ…!!」
蘭「あの…ハルの病院に行きたいんですけど…」
美羽「今はダメ。ラビットハッチを出るのは危険よ」