第48章 ☆孤・高・射・手
我望「私は…我が内なるフロンティアスピリットに従って…そうだ…開拓者は孤独を恐れてはいけない…」
弦太郎《あんたには…歌星博士という親友がいたじゃねぇか!!》
我望「彼が立派な化学者だったことは事実だ。が…私に友がいたことは一度もない。過去も未来も含めて一度もない。私は…人類の進化の頂点に立つサジタリウスゾディアーツ…!!」
我望はスイッチを押した
ズキッ…!!
『嫌だ…。あいつだ…あいつが…!』
我望《ひれ伏せ。若者どもよ…》
流星《はぁぁっ!!》
フォーゼとメテオがサジタリウスに飛びかかった
しかしサジタリウスの容赦ない攻撃が2人を襲った
流星・弦太郎《うわぁぁぁぁぁぁぁっ!!!》
2人は変身が解けた
『弦太郎くん…!!流星くん…!!』
我望《よく目覚めた…。最後のホロスコープスよ…。さぁ来たまえ…ピスケス》
蘭はスイッチを切った
我望《どうした。せっかくの美しい姿を捨て…平凡な人間の姿に戻るとは…》
蘭「嫌だ!私は…弦太郎さんたちと一緒に戦う!!」
我望《…いいだろう。だったら少し時間をやろう。12個の使徒スイッチと星の姫が揃った時…ワープゲートであるダークネビュラが誕生し…我々ゾディアーツを宇宙の深淵に誘ってくれるのだ。改めて考えたまえ。選ばれた存在になるか…。私に逆らえば滅ぶ。裏切り者はまた今度にしてやろう。来るべき処刑の日まで…己の愚かさを呪い、眠れぬ夜を過ごせ》
賢吾「待て!我望…俺たちは必ず…お前を…っ!」
賢吾は地面に倒れ込んだ
『賢吾くん!!』
立神《我望様…!》
我望《…行くぞレオ。姫を連れてこい》
立神《はっ》
『嫌…!嫌…!こないで…!!』
レオはの目の前に
弦太郎「…!」
『みんな…っ!!』
ガッ!
レオはを掴み、サジタリウスと共に消えた
弦太郎「ーーーー!!!!」