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仮面ライダーフォーゼ

第37章 ☆本・気・伝・歌




『オリオン…2人の治癒…お願い…』


ドカァンッ!!!


『!!…何…今の…』

が駆けつけると傷だらけの流星がいた

『流星くん!!大丈夫!!?』

は傷だらけの流星を美羽たちの場所まで移動させ、治癒能力を使った

『…っ』

オリオン《力を使いすぎだ…!》

『大丈夫…治せるだけ治して…?』

オリオン《…完全には無理だ》

『わかった…じゃあ…救急車呼ば…な、いと…ね…』

オリオン《…!?》

は立ち上がり、みんなから離れた

オリオン《どこに行くんだ!?》

『私はまだ…大丈夫だから…。それに…病院に行っても…治せないから…』

オリオン《…》


―――翌日―――


はラビットハッチに来ていた

オリオン《ラビットハッチはの能力を戻してくれるな…》

『うん…落ち着く…』


ウィーン…


『…?』

JK「あ…」

『JK…?』

JK「あ…」

JKは気まずそうにラビットハッチから出ていこうとした

『待って…っ…きゃっ…』

力無く床に倒れた

JK「姫!?」

JKはすぐに駆け寄った

『大丈夫…』

JK「なら…よかったッス…」

『ありがとう、JK…』

JK「……………」

JKは目を反らした

JK「…どうして…」

『え…?』

JK「どうして優しくするんスか…!?俺…酷いことしたのに…」

『そう思ってるなら…大丈夫だね』

JK「え…?」

『JKは…まだライダー部の仲間だよ…?』

JK「!!」

『だから…大丈夫…だよ…?』

JK「姫…」

は笑った

JK「…っ」


ギュッ…!!


『JK…?』

JKはを抱き締めた

そしてすぐに離れてラビットハッチから出ていった

『JKの悲しみ…』

オリオン《悲しみ…?》

『後悔してるんだ…JK…』

オリオン《あいつが?》

『うん…。きっと弦太郎くんが助けてくれる…』

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