第37章 ☆本・気・伝・歌
―――ラビットハッチ―――
カランッ…
壁に貼っていたJKのイラストが落ちた
美羽「JKがライダー部をやめた?」
弦太郎「あぁ…」
隼「で…ユウキたちもこの状態か…」
興奮状態だった3人はぐったりとしていた
は別の意味でぐったりしていた
流星「3人とも…さっきのことはまるで覚えてないのか」
友子「何となく…薄ぼんやりと…」
ユウキ「あのギターを聞くと…急にテンションが上がって…」
美羽「とにかく、今日は帰って休んだ方がいいわ」
ユウキ「はぁ~い…」
賢吾「すまんなぁ…みんな…」
3人は帰って行った
美羽「も帰ったら?」
『いえ…私は体質の問題なんで…』
隼「それにしても3人とも…まるでゾンビの様だな…」
流星「文字通り…あの歌に精気を吸いとられていたのかもしれない。しかも…例の番組にハマってた人間ほど…症状が重い」
弦太郎「じゃあ…俺は何で無事なんだ…?」
流星「俺たちライダーやはコズミックエナジーに守られているからな。それより…問題は3日後の公開ライブだ」
弦太郎「確かに…直接奴らの音楽を聞けば…被害者たちの症状が悪化するのも間違いねぇな…。絶対に止めねぇと」
美羽「だったらまずは、JKを取っ捕まえるべきね。JKのところに乗り込みましょ」
弦太郎「あぁ、俺は他にやりたいことがある。そっちは任せていいか?」
―――――
―――夜―――
美羽、流星、隼、は、JKの元へ向かった
そして昨日と同じ場所に着いた
ガラッ!!!
美羽「まんまとしてやられたわね…!」
昨日の場所にJKの姿はなかった
隼「JKの奴一体どこに…!!」
ズキッ!!!
『…っ!!』
流星「!」
『ゾディアーツ…!!』
はゾディアーツの気配を辿った
入り口から出てすぐにレオの姿が
流星「獅子座のゾディアーツ…!!」
《はぁっ!!!》
物凄い爆風が美羽と隼、を吹き飛ばした
『先輩…っ…!!』
レオ《掛かったのは雑魚ばかりか…》
『く…っ…』
流星はメテオに変身するために、レオから逃げた
レオはそれを追いかけた
『何て強さなの…っ』