第37章 ☆本・気・伝・歌
流星《何でコズミックを解除した!》
弦太郎《違う!!勝手に元に戻ったんだ!!》
JK「弦太郎さん…!短い間だったけど…お世話になりました…」
弦太郎《JK!!それがお前の理想の大スター、ジーンなのか!!ジーンは…ゾディアーツの歪んだ力に頼るような…そんな安っぽい男じゃ…!》
JK「スターになるには!!!…何かきっかけが必要なんすよ…」
JKは去る
『待って…!』
はJKを追いかけた
『待ってJK!』
JK「姫…」
『やめるなんて嘘だよね…?』
JK「俺はあいつといると大スターになれるんス。だから…」
『でも…JKは…焦ってた。俺のせいだって…』
JK「……」
『やめるなんて言わないでよ…!ライダー部にはJKが必要なんだよ…?』
JK「姫は優しいッスね…だから俺…」
『え…?』
JK「ありがとう…ごめん…」
JKはの耳元で囁き、横切った
『こんな…こと…』
の瞳から涙が溢れる
ガクンッ
『嫌だよ…っ…!!』
弦太郎「…」
『………』
流星「帰ろう…」
『…何も…できなかった…』
弦太郎「……」
『止められなかった…っ』
はただ涙を流していた
―――翌日―――
《こちら放送部です。今朝の校内テレビ放送は、急遽予定を変更し、ジーンゴッドの独占ライブ中継をします。では早速、ジーンさんにお話を伺いたいと思います。ジーンさんお願いします》
テレビ画面にJKが映った
「えっ!?ジーンってJKだったの!?」
《今まで正体を隠してきて、なぜ素顔で出演を?》
JK《俺は生まれ変わった。これから、トークより歌で…俺のメッセージを伝える。ゴッドと一緒に!!》
画面には山羊座の姿が
JK《歌うぜ…。love is!!》
テレビ画面から歌が流れ出し、集まっていた生徒たちは熱狂し始めた
賢吾、ユウキ、友子も
流星「弦太郎…この熱狂ぶり…やはり普通じゃない…!」
弦太郎「あぁ…!きっとこのギターと歌のせいだ」
ガクンッ!
『…っ』
弦太郎「!!」
流星はJKの元に向かった
JK《ここで超ビッグなお知らせだ。俺たちジーンゴッドは…3日後、再結成記念ライブをやるぜ…みんな…楽しみにしてな…》