第4章 ☆女・王・選・挙
賢吾「なにがだ」
『わっ!!』
後ろに賢吾が立っていた
賢吾「何を一人で言っているんだ」
『な、何でもない…』
自分の後ろに本を隠した
賢吾「何を隠した」
『え!?なんでもない!!』
賢吾「見せろ」
『ヤダっ』
賢吾「見せろ!」
賢吾はに顔を近づけた
『ひゃっ…////』
バッ
『あ!!』
賢吾「お前の弱点だもんな。顔を近づけるの」
『もー//!!』
賢吾「星の姫…!?」
『うん…。図書室で見つけたんだ…』
賢吾「これは…」
『?』
賢吾「俺の父さんが書いた本だ…!!」
『え…!?』
賢吾「なんでこんな本がここに…」
賢吾はページをめくった
賢吾「なんでここの文字がないんだ…?」
『消えちゃったの…』
賢吾「消えた…?」
『うん。そこに書かれてた文字は…オリオン座の聖なる光り』
賢吾「オリオン座の聖なる光り…?」
『たぶん…この前の…』
賢吾「!!」
『オリオン座の聖なる光りって…あたしの体の中に入っちゃった光りのことかもしれない…。あのサソリ座ゾディアーツも…あたしのこと星の姫って呼んでたし…』
賢吾「…………」
『だから…そこに書かれてるものを全部集めたら…星の姫の封印が解けると思って…』
賢吾「なるほど…。次はカメレオンゾディアーツか」
『うん。カメレオンの変幻自在な皮膚。でもどうすればいいのか…』
賢吾「皮膚……」