第4章 ☆女・王・選・挙
今達はJAXAに来ていた
たぶん…あの子はここにいる
ユウキ「この計算し抜かれた曲線…!!かっわい~…!!」
やっぱりいた
弦太郎「俺にはお前の方が…可愛く見えるぜ」
ユウキ「あは、ついに壊れたか。まさかフォーゼの副作用!?」
弦太郎「いや、お前は十分可愛い!!」
ユウキ「……///」
弦太郎「だからクイーンフェス出ろ!!」
ユウキ「…え?」
弦太郎「よし、決まりだ!」
ユウキ「ちょ…!!ムリムリムリムリ!!!」
弦太郎「いーや、お前ならやれる!!俺のピンチを救ってくれるのはお前以外にいない!お前も仮面ライダー部の一員だろうが!」
ユウキ「ライダー部関係ないし!!てか、なんでここがわかったのよ!!」
賢吾「俺が教えた。放課後の君はだいたいJAXAにいるだろ」
ユウキ「まぁ…確かに…」
賢吾「クイーンフェスは頼んだぞ。ユウキ、」
『うん』
ユウキ「はい!?」
賢吾「広田麗子以外にもクイーンフェスで有力候補の女生徒が二人。一週間前から欠席している。友人達の話だと、広田やと同様に見えない怪物に襲われたらしい。あの見えないゾディアーツが狙っているのはおそらく、フェスの候補者だ」
賢吾はバガミールを起動させた
賢吾「残っているのは、3年で現クイーンの風城美羽、サイドキックスの佐久間珠恵、繁野ジュン」
弦太郎「サイドキックス?」
ユウキ「クイーンの取り巻きのこと」
賢吾「そして…2年の城島ユウキ、」
『うん』
ユウキ「や…だからあたしは嫌だってば!!」
賢吾「今は絞り切れないから身代わりしかない。俺達は外から、ユウキとは内側から出場者達の様子を見る…。これ以上ゾディアーツの被害者を出してはならない」
『頑張ろ?ユウキ~…』
ユウキ「……………」
弦太郎「頼むぞ!これも仮面ライダー部の活動だ!」
ユウキ「嫌だってば嫌だぁ!!う~…!!」