第4章 ☆女・王・選・挙
美羽「あはははっ…。バカバカしい。あたしはクイーンよ?今もこれからも」
弦太郎「じゃあ…あんたがクイーンじゃなくなったら…っ!!」
弦太郎は床にあったバナナの皮で滑って転んだ
そのバナナはさっきジュンが食べていたもの
弦太郎「いってぇ…」
『大丈夫!??』
は弦太郎に駆け寄った
美羽「あはははは!!oops,私が?それこそあり得なーい。もトラッシュと関わるのはやめなさい?」
弦太郎「じゃあ賭けるか」
美羽「…?」
弦太郎「このクイーンフェスで、あんたがクイーンになれなかったら俺と友達になる」
美羽「いいわ。その代わり、賭けに負けたら二度と私の前に姿を見せないで?この学校から転校しなさい」
『!!』
弦太郎「わかった。上等じゃねえか」
『弦太郎くん!?』
美羽「じゃあね。楽しみにしてるわ」
美羽は行ってしまった
ユウキ「あーもう、大丈夫なの!?あんな約束して!」
弦太郎「やってみなくちゃわかんねぇさ…」
―――――
あー…この頃なぜか頭痛が酷いなぁー…
廊下を歩いていると弦太郎くんを見つけた
『あ。弦太郎くん』
弦太郎「よぉ!!」
『あれ?JK?』
JK「どーも姫。今年もクイーンフェスに出るんですか?」
『うーん…。そうなっちゃったんだぁ…』
JK「楽しみにしてますよ♪」
『やめてよー…』
弦太郎「おい、JK。誰だ?」
JK「あ、あの子です」
JKが指差したのは1年生の広田さんだった
JK「広田麗子。風城の対抗馬になるとしたら、あの子と姫くらいっすよ」
弦太郎「なるほど……」
弦太郎は1Aの教室に広田さんを呼んだ