第27章 ☆有・終・輪・舞
―――翌日―――
少し遅れて学校に向かうと、コーマゾディアーツの気配が
『徳田弥生…!!』
急いで現場に向かった
『やっぱりコーマの正体は…徳田弥生ね…』
メテオ《下がっていろ》
現場にはもうメテオがいた
そして賢吾、ユウキ、友子もいた
ガシッ
『え』
友子「ちゃんは戦っちゃダメ…」
『な、何で!?』
ユウキ「今日はプロムでしょ!怪我したらダメ!」
『……………』
メテオがリミットブレイクをした
コーマは爆発したが…弥生は恐るべき執念で復活した
弥生「こんなところでやられるわけにはいかないねぇ…!!プロムを潰すまでは…!」
弥生はまたスイッチを押し、消えてしまった
『なんて執念…悪の力に満ちてる…』
賢吾「あぁ…早くスイッチから切り離さないと…」
メテオ《お前たちじゃ無理だ…。お前たちだけではな…》
メテオも去って行った
『(朔田くん…)』
ありがと
みんなに伝えてくれて
―――――
―――卒業式―――
ユウキ「何とか式は、無事終わりそうだね」
ユウキたち仮面ライダー部は体育館の裏で待機していた
友子「でも…プロムになったら…きっと来る」
賢吾「いずれにせよ…守るだけだ。頼むぞJK」
JK「…………」
JKはパワーダイザーの中で眠っていた
弦太郎「珠恵も律子も野本も結局卒業式に出なかった…。隼ともすれ違ったままだ…」
「「「「……………」」」」
弦太郎「みんな聞いてくれ!」
卒業式は無事に終わり、プロムが開かれる
「さん」
『先輩…。卒業おめでとうございます』
「ありがとう。すっごく綺麗だね…//」
『ありがとうございます…』
会場に入ると流星がいた
『朔田くん!』
流星「さん…」
『ヒソッ)何か…無理矢理ごめんね…?』
流星「いや…別に」
そう、弦太郎くんが言った作戦は、珠恵と野本がペアを組み、プロムへ
律子と流星が組んでプロムへ
<律子と踊らないと呪われるぞ~!>
と脅したのだ
「さん、行こう」
『あ、はい…。じゃあ…また』