第26章 ☆卒・業・後・髪
弦太郎「何…!?」
隼「プロムの邪魔なんて絶対にさせない!…なぁ美羽」
美羽は隼を睨んだ
弦太郎「おい美羽、ダンスパーティーの話くらいで怒るなよ」
美羽「そういう問題じゃないでしょ!?…鈍い男ね…」
弦太郎「はぁ?」
隼「え…?」
美羽「明日から手分けして調査開始よ!!」
美羽は行ってしまった
ユウキ「あ~!美羽先輩!!」
弦太郎「え!?俺鈍い!?」
『(美羽先輩…)』
―――翌日―――
JK「みなさん、揃いましたね~!?これから!姫とプロムに出る人を決めるッスよ~!?」
「「「「おぉぉぉぉ~!!!」」」」
『…………』
JK「去年はアミダくじで決めたッスけど~…今回は!!腕相撲で対決ッスよ!!」
そう、午前中はプロムの相手を決める対決
どうやら私に選ぶ権利はないらしい
『はぁ…』
JK「どうしたんスか??」
『ありがとうJK』
JK「えっ…」
『JKがいてくれてよかったよ』
JK「そ、そうッスか…///??」
『うん』
勝者は決まり、踊る人が決まった
「さん、よろしくね」
『あ…はい、よろしくお願いします…』
校舎裏にドラゴンゾディアーツが現れた
『またゾディアーツの気配がしない…!オリオン!!』
オリオン《わかった!!》
ユウキは弦太郎に連絡した
ドカァン!!!
『あなた何者…!?』
ドラゴンゾディアーツは何も話さず、攻撃を続けた
『ピクシス!!』
ピクシスの力で鉄球を弾く
『っく…』
力の消費が激しい…!
弦太郎《!!》
『弦太郎くん…!』
弦太郎《大丈夫か!?》
弦太郎はマグネットステイツに切り替えた
そしてみんなも集まった
そこには友子にがっちり掴まれている流星の姿が
『(あれじゃメテオになれないね…)』
前回は効果があった攻撃も今回はまったく通用しない
ズキッ…
『…っ!』
弦太郎《!!》
どうして今さら…!?
弦太郎《こうなったら、一気に吹っ飛ばしてやる!!》
ユウキ「ちょ、ちょっと待って~!!」
『どうしたのユウキ…』
ユウキ「ダメダメ!!」
弦太郎《おいユウキ!危ねぇぞ!!どけ!!》
ユウキ「燃やしちゃったら尻尾が掴めない!!」
弦太郎《え…?》