第26章 ☆卒・業・後・髪
律子は弦太郎の足を踏んだ
弦太郎「いってぇっ…!!」
律子「ふんっ、結局ずーっとあたしは悪役か!」
弦太郎「律子!」
律子「あんたをプロムに誘おうと一瞬でも思ったあたしがバカだったよ!!」
律子は教室を出ていった
弦太郎「ってぇ~…」
珠恵「あたしも幻滅」
野本「バカだなぁ如月。彼女たちは2人ともお前に感謝していたのに…。ま、それは俺もだがな」
2人も教室から出ていった
隼「鵜坂や佐久間が…弦太郎をプロムに…!?」
―――ラビットハッチ―――
JK「んなわけで、弦太郎さんにまさかのモテ期到来!!でもフラれちゃって~!!」
美羽「そんなくだらないことはどうでもいいの!!事件の話よ」
友子「律子さんも…またゾディアーツに…?」
弦太郎「そんなはずねぇ!信じてるつもりだったのに…なんで律子にあんなこと言っちまったんだ…!」
賢吾「実際、あの写真は確かにアルターだぞ」
弦太郎「とにかく!俺があいつらの無実の証拠を掴んでみせる。ダチには全員、笑顔で卒業してもらうんだ」
ユウキ「うん!…あ…でもどうしよう!どうしようどうしようどうしよう!!どう律子先輩を調べる!?」
美羽「おたおたしてちゃダメでしょユウキ。そんなことでライダー部部長を継げるの!?」
ユウキ「…はい…!無理ですよね…こんな私じゃ…えぇ!?」
「「「「『えぇ!!!??』」」」」
弦太郎「えぇっ!?ユウキが新部長!?」
ユウキ「知らない知らない!!私も初耳…!」
美羽「私が決めたの。1番みんなの長所を理解してるユウキが適任って思って。でもこれじゃ当分無理そうね。ホントに大丈夫?私たちが卒業しても」
流星「(言うほどあんたも有能とは思えないがな)」
隼「大丈夫さ!後輩たちを信じよう。後は…俺たちの思い出作りだよね…?美羽」
美羽「はぁ…プロムの話ならここでしないで」
美羽は隼から離れた
ピピッ、ピピッ、ピピッ、ピピッ