第26章 ☆卒・業・後・髪
弦太郎「美羽も隼も卒業かぁ…仮面ライダー部の9人は永遠!みたいなつもりでいたのに…」
『大文字先輩、元気出してくださいよ~…』
隼は、朝の出来事に元気をなくしていた
隼「え…?」
弦太郎「3年生全員と友達になる前に卒業になっちまったけど…せめて俺が友達になれた奴だけでも、みんな笑顔にして送りたいんだ」
隼「…………あぁ。…はぁ…美羽…」
弦太郎「おい隼…」
「やめろ!勝手に写真に撮るな!」
ある教室から声がする
「いい加減にしてよ」
「いきなり来て何してんだよ!」
今日にいたのは佐久間珠恵、鵜坂律子、野本仁だった
弦太郎「あー、待て待て!揉め事は、俺が治める!!お前ら全員……律子じゃねぇか!珠恵に野本も!」
律子「何だ!如月じゃん!」
賢吾「以前、アルターゾディアーツになった鵜坂律子」
珠恵「あなたもしつこい人ね」
賢吾「カメレオンの佐久間珠恵」
野本「相変わらずお節介の助っ人か」
賢吾「ドラゴンの野本仁…。元ゾディアーツが勢揃いだ」
弦太郎「で、あんたは誰だっけ」
元ゾディアーツの他に女の子が
「天高生のくせにあたしのこと知らないの!?」
JK「徳田弥生ですよ!新聞部の3年で、スクープに目のない、俺に継ぐ!!学園の情報通ッス」
弦太郎「JK並の情報通!?」
律子「あたしらを取材したいらしいよ?この子」
弥生「あたしは、学校中を取材して掴んでるのよ。怪物の正体は、この学校を恨んでる生徒だって」
弦太郎「ちょっと待ってくれ!確かにこいつらは怪物事件に巻き込まれた。でもみんないい奴らなんだ。ずっと付き合ってる俺がよく知ってる」
珠恵「如月くん…」
弥生「あたし、さっきもばっちり写真撮ったのよねぇ~…」
弥生はカメラを弦太郎に見せた
そこにはゾディアーツの姿が
弦太郎「アルターゾディアーツ…」
弥生「以前も火の怪物が出て騒動になったわよね?」
賢吾とは弦太郎からカメラを取り、画面を見た
弥生「卒業までに絶対に証拠掴んでやるから」
弥生はカメラを取って教室を出てった
弦太郎「おいおいおいおい!まさかまたやらかしたんじゃねぇだろうな…」