第23章 ☆馬・脚・一・蹴
その後、流星はどこかへ行ってしまった
あー…なんかボーッとする…
ユウキ「、大丈夫???」
『…何が??』
ユウキ「さっきからボーッとしてるし…」
『んー…。さっきから動きたくなくてさぁ…』
賢吾「どうした?お前らしくない…」
賢吾はの額に触れた
賢吾「!!…お前…!」
ユウキ「??」
賢吾「こんな熱で学校に来たのか!?」
ユウキ「熱!?」
『熱?』
賢吾「(無意識か…)」
『大丈夫だよ…すぐに治るから…』
賢吾「高熱のくせに何を言ってる。保健室に行くぞ」
『大丈夫だって…』
賢吾はを姫抱きして保健室に向かった
賢吾「悪いユウキ。次の授業は…」
ユウキ「わかってるって!!はすぐに無理するから見張ってないと!!」
賢吾「あぁ」
賢吾はそのまま教室を出ると流星がいた
流星「…あれ…さん…?」
賢吾「すごい熱なんだ。保健室に行ってくる」
流星「わかった…」
賢吾は歩き出した
流星「………姫……」
流星は切なそうな顔で2人を見ていた
―――――
賢吾「大丈夫か…?」
『へーきだってばぁ…』
賢吾「先生は…いないのか」
『大丈夫大丈夫~…』
はベッドに横になった
『賢吾くんは授業行ったら…?』
賢吾「……俺がいなくなったらお前はどうするんだ?」
『え??黙って寝てるよ??』
賢吾「1人で無茶して、ゾディアーツが出たら向かう気だろ」
『………え?』
賢吾「(やっぱり…)」
『熱かぁ…』
賢吾「俺が放課後まで側にいる」
『…放課後まで?』
賢吾「あぁ」
『その後は…?』
賢吾「え…?」
『側にいてくれないの…??』
賢吾「っ…///」
『賢吾くん…?』
賢吾「…いてほしいだけ…側にいてやる…///」
『…うんっ』
賢吾「(それは反則すぎる…///)」
ギュ…
『賢吾くんの手…冷たくて気持ちいい…』
は賢吾の手を自分の頬に当てた
賢吾「っ…//」
『zzz…』
賢吾「寝たのか…ったく…人を殺す気か…//」