第22章 ☆進・路・誤・導
―――ラビットハッチ―――
美羽「これをペガサスが落としていったってわけね。JK、当たってみてくれる?」
JK「りょーかい♪」
弦太郎「ん~…きたきたきた!!キターーー!!この先っちょに!ビビビッときたぜ!!」
弦太郎は自分の髪の先を指差した
弦太郎「気になることがあると、ここにビビビッとくるんだ!!」
隼「何だそりゃ。おい、ちょっと触らせてみろ」
弦太郎は自信満々に髪を触らせた
隼「うわっ…!ホントだ…」
隼の手に電流が走った
ユウキ「すごーい!!リーゼントセンサー!?…いたっ」
ユウキも弦太郎の髪に触れ、電流を感じた
賢吾「ただの静電気だ。今の時期、乾燥してるからな」
弦太郎「静電気じゃねぇって!俺の直感だ!ちょっと出てく」
賢吾「あ、待て如月。34番、ボードスイッチだ。クローと組み合わせれば、効果的だろ」
賢吾は弦太郎に34番スイッチを渡した
弦太郎「ありがとよっ!」
ユウキ「あ!待って弦ちゃん!私も!」
友子「リーゼントセンサー…素敵…!!」
3人はラビットハッチを出ていった
そしてJK、流星、は情報集めに向かった
―――――
「じゅげむじゅげむごこうのすりきれ…」
JK「これが2年の鬼島さん。落語研究会の部長っす」
鬼島「はい、じゃあ各自、稽古ね」
「「「はい」」」
鬼島「あいや、お待たせお待たせ~。突然の訪問者とかけて、水曜の〆切が繰り上がったと解く」
JK「おっ!その心は!」
鬼島「何!?火曜かい!!何か用かい?」
JK「おっ!なるほど!」
『すごーい!』
流星「(くだらない…)で、用件いいかな?」
JK「あ、この扇子…心当たりないっすか?」
鬼島「……………」
鬼島はJKから扇子を受け取った