第20章 ☆鋼・竜・無・双
弦太郎は大杉に呼び出され、教室にいた
そしてそれを待つユウキ、、流星
大杉「なぁ…如月…」
弦太郎「何スすか…大杉先生…。またお小言っすか?」
大杉「お前の学ラン…いいな」
弦太郎「えっ…?」
大杉「変わらないってのは…いい。安心するよ…。うっ…うぇ~ん…!!!」
大杉は泣きながら教室を出ていった
ユウキ「園田先生の病欠がこんなに長引くなんて…ショックだったんだね…」
ユウキたちは教室に入った
弦太郎「園ちゃん何かあったのか?」
ユウキ「う~ん…」
弦太郎「ライダー部の出番かもしんねぇぞ!」
弦太郎はポケットから30番と31番のスイッチを出した
ユウキ「だね!!」
賢吾「如月!!!」
『賢吾くん…』
賢吾「マグネットスイッチはよせと言ったはずだ!!」
弦太郎「流星がロールアウト出来たんだよ!!大丈夫だって!!」
二人の取っ組み合いが始まった
賢吾「俺がどれほど苦労したと思ってるんだ!!」
制裁に入ったユウキは飛ばされてしまった
『ちょっと二人とも!!ユウキ大丈夫!?』
弦太郎「俺は流星の可能性を信じたいんだ!!」
賢吾「君だって!!俺の言うことを信じてないじゃないか!!」
キーン…!
賢吾「う…っ!」
『賢吾くん!!』
は賢吾に駆け寄った
弦太郎「ほら見ろ。体弱いくせに…ほら!」
弦太郎は手を差しのべた
パチンッ…!!
賢吾はその手を振り払った
賢吾「友達面して触るな!」
弦太郎「え…?」
賢吾「…君とは…もう友達じゃないと言ったんだ…。君とは…絶交だ…!!」
賢吾は教室を出ていった
『賢吾くん!!』
は賢吾を追いかけた
『待ってよ賢吾くん…!!』
賢吾「…なぜ追いかけてきた」
『なぜって…心配だし…』
賢吾「はどっちの味方なんだ」
『私…は……両方…かな…』
賢吾「両方…?」
『だって両方悪いし…両方合ってるから…』
賢吾「意味がわからん」
『賢吾くんの言ってることを聞かない弦太郎くんも悪い。でもスイッチがダメな原因を話さない賢吾くんも悪い。でも弦太郎くんは流星くんの可能性を試したいって言った。賢吾くんは、弦太郎くんが危険な目に合うのを阻止したい。どっちもどっちだと思う』
賢吾「……………」