第19章 ☆弦・流・対・決
―――ラビットハッチ―――
JK「メテオヤバイッスよ。あまり関わらない方がいい」
弦太郎「だとしても、このままリンクスを放っとくわけにはいかねぇよな」
ユウキ「うんうん。こっちもね!」
眠ったままの野々村の体をラビットハッチに運んで来た
ユウキ「放っとけないから連れてきた来たけど…どうする?」
隼「…よし、アメフト部の倉庫に寝かしとこう」
ウィーン…
ラビットハッチの扉が開いた
ユウキ「えっ!?」
「「「「えぇぇぇぇ!?」」」」
『朔田…くん…!?』
美羽「誰…?」
賢吾「何故だ…!?」
『交換編入生の朔田流星くん…今日うちのクラスに来たの…』
流星「ごめんなさい!!さっき…歌星くん達を見かけて…後をつけたんだけど…もう誰もいなくて…。すぐに出たよ!?何も触ってないし…誰にも言ってない…。ただ…」
ユウキ「ただ…?」
流星「僕も…仮面ライダー部に入れてくれませんか…?」
「「「「えぇっ!?」」」」
流星「君たち、あの怪物たちと戦ってるんでしょ!?僕にも…何か協力させてくれないかな…?」
賢吾「全部見てたのか」
流星は頷いた
JK「まぁいんじゃないッスか?メテオって物騒な奴も出てきたし…こっちも部員増やして、対抗するってことで」
美羽「ここまで知られちゃった以上、仕方ないか…」
隼「そうだな…仕方ない…」
流星「…よかった…!」
弦太郎「……俺は反対だ」
隼「え…?」
『(弦太郎くん…)』
流星「…なぜ?」
弦太郎「お前…何で笑わねぇの?」
JK「え?いや、笑わないって…今笑ってたじゃないッスか!いい感じに!」
弦太郎「いや笑ってねぇ。最初に会った時からずっと感じてた。お前愛想はいいけど…一度も笑ってねぇよな」
流星「……どういうことかな…」
弦太郎「ここにいる連中とは最初は激しくぶつかり合った。ぶつかって、お互いホントの顔が見れた。だから一緒に戦える。でもお前は…笑顔どころかホントのお前を一度も見せてない。それじゃライダー部は無理だ」
流星「…わかっ…た。何か…すごい誤解されてるみたいだけど…君がそう言うなら仕方ないね…」
流星はラビットハッチから出ていった
は流星を追いかけた