第18章 ☆流・星・登・場
―――食堂―――
みんなで一緒にご飯を食べることにした
ユウキ「流星くん、ここ!」
『お腹すいたー!いただきますっ♪』
弦太郎くんは周りに座ってるみんなに挨拶している
流星「あれは…何ですか?」
『んー?』
弦太郎くんの方を見ると、可愛い女の子と友情の握手をしていた
ユウキ「あぁ!友達の印!弦ちゃんの挨拶みたいなものね!」
流星「いちいち確認しなきゃいけない友情か…」
賢吾「何か言ったか?」
『あ。賢吾くん』
流星「ううん!何でもない。友達が多いんですね!」
賢吾「…あぁ」
『うん!弦太郎くんは天高全員と友達になる人だから』
「いい気なもんだな歌星、」
賢吾「野々村…」
『野々村くん…』
野々村「あんなリーゼントや宇宙オタクと遊んでいても学年トップは取れるってわけか…」
『…………』
賢吾「俺はただ…やらなければならないことをやっているだけだ」
野々村「俺じゃ相手にならないってことか!?バカにするな…!俺が絶対学年1位になる…!」
弦太郎「そうか!お前は勉強に燃えてんのか!!よしわかった!こんな賢吾みたいな奴に負けんな!応援するぜ!今日から俺も、お前のダチだ!!」
野々村「……お断りだ!バカと付き合うと成績が落ちる」
流星「(確かに…)」
賢吾「如月はただのバカじゃないぞ。地球の引力すら突破する、前人未到の…バカだ」
弦太郎「!!」
ユウキ「そうよ!弦ちゃんのパワーはすごいんだから!」
そう言ってユウキは立ち上がった
弦太郎「おう!こいユウキ!!」
弦太郎はストローを手に持った
『…?』
ユウキは弦太郎にトレイやコップを投げた
弦太郎それを器用にバランスを取りながらストローの上でクルクル回した
「「「「おぉー!!」」」」
弦太郎「どうだ!地球も回る、太陽系も回る、銀河も回る、これが宇宙の回転パワーだ!!」
流星「(こんな奴らと付き合ってかなきゃならないのか…)」
野々村「…もういい!!」
弦太郎「うおぉっ!」
野々村くんは行ってしまった