第15章 ☆毒・針・猛・襲
―――ラビットハッチ―――
弦太郎「何なんだこの気持ちは!!!体はぴんぴんしてるのに…メチャクチャ負けたみてぇな感じだ…」
隼「落ち着つけ弦太郎!!」
弦太郎「落ち着いてなんかいられるか!!なんとか三浦の行く場所を掴まなきゃ…」
弦太郎は生徒のみんなにも協力してもらおうと頼んだ
は一人、人気のない場所にいた
『何とか…あの力を…』
思い出して…
あの時の気持ちを…
あの時は憎しみや怨みでいっぱいだった
憎しみで力が発動されるのかな…
は集中してあの時のことを考えていた
『…………』
何も起きない
『どうしてだろ…あの時の感じではあるはず…』
~♪~♪~♪~
『わぁっ』
携帯が鳴った
『はい』
美羽《、今すぐラビットハッチに来て…!》
『え…?』
は急いでラビットハッチに向かった
『はぁ、はぁ、はぁ…美羽さんどうし…!!』
ラビットハッチの中に入ると、苦しんでいる弦太郎がいた
『弦太郎くん…!?』
弦太郎「…?」
『何で…!?』
弦太郎「大丈夫だ…。そんな…泣きそうな顔すんな…。お前には…笑顔が…似合う…うぅっ!!」
『弦太郎くん!!』
弦太郎「負けてられるか…!!何がホロスコープスだ…!」
『弦太郎くん…っ』
賢吾「ホロスコープス…。奴ら幹部達の名前か…」
隼「そいつらなんだな…。この学校にスイッチをバラまき、怪物を生み出している全ての元凶は…!」
賢吾「正体は誰なんだ…!」
ユウキ「ねぇ賢吾くん…!弦ちゃんどうなっちゃうの…!?」